福岡市で税理士・会計事務所をお探しなら、開業・起業支援、相続税申告を得意とする、あんしん税理士法人までどうぞ。
このところ開業したばかりの方とお会いする機会が多いです。そこで、特に法人ではなくて個人で開業された方にお薦めしている資金管理の方法がありますのでご紹介します。
といってもたいしたことではなく、個人の生活費と事業の経費が出る預金通帳やクレジットカードをきちんとわけましょう!ということです。
私も税理士として開業するにあたって、それまで都市銀行2行、地銀1行、4種類のカードに分散していたいろいろな支払いを、福岡銀行の家事用通帳と事業用通帳(日本政策金融公庫の融資の返済口座)とに整理しました。
家の公共料金等は家事用の通帳から引き落とされる1枚のクレジットカードに集約し、事業用通帳からは、Amazonでの書籍の購入や事業用の物品の購入費用を1枚のカードで引き落とされるようにしました。
ETCの高速代なども、それまで1枚のカードだったのを事業用にもう1枚取得しました。
(セゾンカードのETCが年会費無料でお薦めです。)
こうすることで、売上の入ってくる通帳と家事用の通帳が同じ地方銀行になったので振替手数料がかからなくなります。
そして、毎月決めた金額を、事業用の通帳から家事用の通帳にうつすことで、会社員時代と同じように両者を完全に分離し、資金の動きがわかりやすくなります。
個人事業の方で以下のような方は注意が必要です。
このような状況ですと、経理に手間がかかるうえ、お金の流れもわかりづらくなります。
事業をはじめたら意識してお金の流れを簡素化していきましょう。
2012/10/23