福岡市で税理士・会計事務所をお探しなら、開業・起業支援、相続税申告を得意とする、あんしん税理士法人までどうぞ。
今日、6月26日は税理士業界的には、消費税増税関連法案衆議院採決の日ということなのですが、実は、当事務所は昨年に12月26日に開業したので、ちょうど6ヶ月目になります。
開業前には事業計画を2種類作成しました。
一つは日本政策金融公庫で融資を借りるために提出した事業計画書。
もう一つは、完全に自己管理用の事業計画書。
日本政策金融公庫に提出した事業計画書は、広告宣伝費等の経費をかけつつ売上を増やしていくという積極投資型の事業計画。
自己管理用の事業計画は、売上を最低限確実なものを計上し、経費も最低限に押さえた、最悪を想定した事業計画。
三井高利が
『楽観的に将来構想をせよ、しかる後に悲観的に最悪の状況をも想定し、その上で楽観的に行動せよ』
ということを言っています。
私の作成した事業計画も最悪のケースと楽観的なケースとを想定しています。
銀行への事業計画は、ある程度楽観的なものを入れないととてもまとまりません。
ただあくまで自己管理用には、最悪の場合を想定した事業計画を作り、それと実績との比較が必要です。
それで、実際、6ヶ月たってどうなのか。
売上は予定していたよりは好調なペース。
前職、前々職の関係から思っていたよりも紹介があり感謝です。
経費は、二つの計画書の間ぐらいというところ。
新聞図書費、研修費やiPadの購入という自己投資(?)は予定よりも多かったものの
予定していた広告費といった経費はほとんどなし。
今年の後半は、経費の増やす部分と締めていく部分とにメリハリをつけてやって行きたいと思います。
消費税増税に関連して最近、マスコミに頻繁に登場する中国の故事。
「入るを量りて出ずるを為す」ですね。
(礼記:収入がどのくらいあるかをよく計算してから、それに釣り合った支出をすること。)
2012年6月26日